換気扇がうるさい…音の種類から考えられる3つの原因とその対策法

換気扇から出る音がうるさいときは、原因を突き止めて正しいお手入れをすると、音が軽減されることもあります。それでも直らないときは換気扇を取り換える必要があります。

この記事では、音の種類ごとに考えられる異音の原因と、その対処法について解説しています。換気扇から発生する変な音を解消したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、換気扇設置の配線工事は、電気工事士の資格がある人でないとおこなってはいけないと法律で決まっており、自分でおこなったとしても上手く取り付けるのは難しいです。換気扇を交換しようとすでに検討している方は、プロに相談して、快適な住環境をより早く手に入れるのがおすすめです。

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そもそも換気扇って24時間つけっぱなしでいいの?

換気扇が24時間365日稼働しっぱなしという前提でお話を進めていましたが、つけっぱなしというのは電気代もかかりそうですし、普通につけるだけでそれなりの音はしてしまうしと、つけたり消したりして換気扇を使われている方もいらっしゃると思います。

そもそも換気扇は24時間常につけっぱなしでいいのでしょうか。こまめに窓を開け閉めすれば、十分なように思う方もいるでしょう。もちろん電気代の節約の観点からみると、つけっぱなしはよろしくないのですが、お部屋の臭いや湿気の除去をしたいとお考えであれば、24時間稼働させたいという方が多いと思います。

換気扇を止めてしまうと、部屋中に臭いが充満してしまいます。その臭いが部屋の壁などに染みつくと、換気扇を回しても取れにくくなってしまうことがあります。また、湿気がこもることにより、部屋が傷んだり、カビが発生することも考えられます。室内の空気の滞留により、外から入ってきた花粉が部屋中に広がってしまったり、ホコリが溜まりシックハウス症候群にかかってしまう恐れもあります。

つけっぱなしにすることによってどれくらいの電気代がかかるのか気になる方も多いと思います。換気扇を取り付けている場所や換気扇自体の機能にもよりますが、換気扇を24時間つけっぱなしにすると、月々で数十円~数百円かかると言われています。

各場所によって取り付けられている換気扇が違いますので、電気代もそれぞれ変動します。設置場所によって強さに違いがあるとされ、トイレの換気扇が省電力タイプのものであることが多いです。次に浴室、キッチンという順番で強い換気扇がついている傾向があります。

また、24時間換気モードという機能がある新型の換気扇には、消費電力が少ないぶん電気代を節約できる種類もあります。換気扇をつけっぱなしにするかどうかは、お部屋の状況や、電気代がかかることを考慮して選択することが大切です。

音の種類によって考えられる原因

汚れた換気扇

住宅における換気扇の重要さはお分かりいただけたかと思います。しかし、換気扇は突然、異音を発することもあります。そうなると騒音に悩まされるだけでなく、近隣トラブルにまで発展してくる恐れがあります。ここでは「異音の種類」によって考えられる原因を挙げていきます。

・「ゴー」という音がする場合の原因は?

換気扇の内部にホコリが溜まっていると、この音がすることが多いです。湿気の多いお風呂場であっても知らないうちにホコリが溜まっているケースがあります。また、キッチンの換気扇の場合は、油汚れがプロペラやファンに付着している可能性も考えられます。

・「キュキュキュ」という音がする場合の原因は?

プロペラやファンを回す軸の部分のオイルが不足しているとこのような音が鳴ることがあります。

・「ジー」という音がする場合とは?

この音は錆が原因であることが考えられます。お風呂場に多いトラブルで、湿気によって換気扇の表面や、ひどい場合内部まで錆びてしまっている可能性があります。

・「カラカラカラ」という音がする場合とは?

モーターの軸がずれたり、破損、変形したりしている場合このような音がすることがあります。

原因ごとに合った対処法とは?

上記のことから、異音の原因を以下のようにまとめました。原因ごとに合った対処法がありますので、それぞれについてみていきましょう。

ホコリと油汚れが原因の場合

換気扇を掃除することで解決できます。

オイル不足が原因の場合

モーターの回転軸にオイル(長期潤滑油)を塗りましょう。これはホームセンターなどで購入が可能です。

錆が原因の場合

換気扇の内部まで錆びてしまっているとなると、自宅での修理は難しいです。換気扇を交換するか、もしくは修理業者に見てもらいましょう。

破損や変形が原因の場合

こちらも錆同様自宅での修理は困難です。修理業者に見てもらいましょう。

もし換気扇を交換する場合、ご自身でやるには注意が必要です。換気扇を取り付ける際は配線工事も一緒にしなければいけないことが多いのですが、配線工事には「電気工事士」の資格が必要です。これは電気工事法という法律によって定められたことで、守らないと違法行為となるうえ、命に関わる事故も起こりやすくなります。

取り付けはリフォームというほど大きな作業でもなく、一見簡単そうに思えますが、素人が危険な配線をおこなうことによって、火事の原因になる恐れがあります。また単純に、換気扇とダクトの取り付けは、不慣れな人がやるとなかなかうまくできないことが多いです。生活の安全の面からも、換気扇をきちんと使えるよう正しく設置するためにも、換気扇の交換はプロに任せたほうがよいのです。

弊社では、換気扇の交換はもちろん、お掃除や修理などについても、いつでもご相談を承っております。ご相談・お見積りはどちらも0円で、ご契約前のキャンセル料金や、お見積りの追加料金もかかりません。お客様のペースでゆっくりとご検討いただけますので、ぜひ一度お気軽にご相談くださいませ。

換気扇を掃除してみよう

換気扇掃除

換気扇の異音の対処として、ご家庭でもできることが掃除です。部品の取り外しなど、大掛かりな作業にはなりますが、決して難しくはないので頑張ってみましょう。基本的な手順としては以下のようになります。

  1. 換気扇の電源を切って、ブレーカーを落とします。電源を切るだけでは感電の恐れがありますので必ずブレーカーを落としましょう。
  2. 換気扇の各パーツを外していきます。ほぼ確実に埃が落ちてきますので新聞紙を敷いておくとよいです。
  3. 汚れが気になる部分を洗います。
  4. しっかりと乾燥させてから取り付けます。

換気扇を洗う際は食器用洗剤で十分ですが、なかなか落ちない油汚れには、重層を30~40分ほど漬け置きすると効果的です。換気扇内部など、分解できなくて洗いにくい部分もありますが、その場合は歯ブラシや棒などを使って埃を取り除きましょう。かなり大掛かりな作業ですが、きれいに掃除できれば異音も解消され、換気もより効果的に行われるようになります。

まとめ

快適な住環境を保つために重要な役割を果たしてくれる換気扇。少しでも長持ちさせ、効率的に換気をするためには、定期的な掃除やお手入れが必要です。また、換気扇の寿命は10年程度とも言われています。お手入れや掃除をしても異音が改善されなかった場合は換気扇が経年劣化していることも考えられます。そのような場合は一度、換気扇修理のプロに相談してみましょう。

弊社は、お客様満足度98%、累計210万件のお問い合わせをいただいて、多くのお客様にご利用いただいています。従来の換気扇の修理や掃除、新しい換気扇への変更の両方に対応しておりますので、お客様のご希望をご自由にお伝えください。無料相談・無料見積りをご活用いただき、換気扇のトラブルをなるべく素早く解決して、快適な毎日を取り戻しましょう。

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