ご家庭の換気扇を普段からこまめに掃除をするのは、なかなか大変ですね。換気扇は部屋の高い位置にあって届きにくかったり、汚れが見えにくかったりして日頃から手入れをしている方は少ないと思います。「我が家はフィルターを付けているから大丈夫」と思っている方はいませんか?しかし、換気扇はフィルターをしていても、フィルター掃除を怠るといくつか危険な事があるのはご存知でしたか?今回は換気扇のフィルター掃除を放置するとどうなるかその恐ろしさについてお話ししていきましょう。
フィルターを付けたままで放置していると、部屋上が油まみれになってしまう恐れがあります。繊維の隙間にゴミやホコリが詰まってしまうので、効率よく換気が出来なくなってしまいます。
その状態で炒め物や揚げ物を料理するとうまく換気が出来ず、部屋の中に汚れた空気がこもってしまいます。料理をすると臭いがこもってなかなか臭いが取れないという時はないでしょうか?それは油の細かい粒が煙と一緒に部屋中に広がっているからです。やがて家具や壁紙や天井に油の粒が染みついてしまいます。部屋の電灯のカサを触ってみて、油っぽい汚れが付いていたら換気が上手く出来ていない証拠です。その際にはフィルターを取り替えて掃除をしましょう。
又換気が出来ていないと油だけではなく、湿気を追い出す事も出来ないので、家具の隙間に湿気が溜まり、カビやダニが発生する原因となります。さらに放置するとハウスダスト等のアレルギーを引き起こす要因にもなります。もっと恐ろしいのは、換気扇やフィルターの汚れを放置していると、音がうるさくなってきます。これは換気扇を動かしているモーターに負荷がかかって過剰に動いているからです。
モーターに汚れやホコリが詰まってしまうと、モーターの故障にも繋がります。これに油汚れが重なると火事になる危険性だってあるのです。換気扇の音がうるさく感じてきたら、すぐにフィルターと換気扇を掃除しましょう。
この様に換気扇やフィルター掃除を怠ると火事になる危険だってあります。手遅れになる前に、換気扇を定期的にチェックする事が望ましいでしょう。いざ換気扇やフィルターの汚れを発見しても既に汚れがべったりと付いて取れないという時には、換気扇掃除業者にお願いするのも手です。