換気扇ダンパーをチェック!逆風防止・ダクト防火の役割果たせてる?

換気扇ダンパーの点検

「換気扇からしっかり排気できていない」「外の匂いが換気扇からに入ってくる」そんな換気扇の不具合を感じたら、ダンパーが正常に機能しているかどうかを確認しましょう。

ダンパーは換気扇内部で外からの空気を遮断する役割をしている部品です。このダンパーに不具合があると、排気が上手くできずに流れをせき止めてしまう換気不良や、外気の逆流の原因となることがあります。

このコラムでは、ダンパーの役割からメンテナンス・交換に関する情報を詳しく紹介します。このコラムを読んでダンパーについての知識を深め、換気扇排気不良の原因を突き止めましょう。

15秒でお見積もり3ステップで料金チェック

※第三者への提供など目的外での利用は一切行いません。

お電話番号は場合により状況のご確認に使用することがございますが、しつこいセールス等は一切行いませんのでご安心ください。

データ送信中...

利用規約 プライバシーポリシー に同意の上ご利用ください。
※弊社担当スタッフからご連絡させていただく場合がございます。

電話ですぐに質問する

0120-949-711

フォームで相談する

目次

換気扇のダンパーの役割2つ

ダンパーとは換気扇内部に取り付けられている、空気の流入を防ぐための金属製の部品です。

このダンパーには大きく分けて2つの種類があります。

【1】防火ダンパー

【1】防火ダンパー

防火ダンパーは、火災が発生した際に排気ダクトを介した延焼を防ぐために設置されているダンパーです。

ビルなどでは室内の空調や換気などをおこなうために、すべての部屋に空気の通り道であるダクトがつながっています。そのため、火事が起きて炎がダクト内に侵入すると、ほかの部屋へと炎が到達するスピードが速くなり、炎が一気に広がってしまいます。

このような排気ダクトからの延焼を防ぐために使用されているのが防火ダンパーです。このダンパーが閉じることで炎がダンパー内を通ることを防いでくれるのです。この防火ダンパーには煙感知器と連動して作動するものなど、さまざまな種類があります。

【2】逆風防止ダンパー

換気扇の排気口から、外気が侵入することを防ぐために設置されているダンパーです。

金属製でとても軽く、排気の風で開き、風などで外気が侵入した際には閉じる構造になっています。風が強い場所では風の力に負けて開いてしまうことがあるため、マンションの高層階などでは電気で開閉する機能がついたものが取り付けられています。

逆風防止ダンパーは外からの風を遮断することで外気が室内に入り込むことを防ぎ、風の逆流による排気不良を起こさないようにしているのです。

「換気扇から外気の匂いが入ってきている」
「ファンが回っているのにも拘わらず排気が上手くいっていない」
そんな風に感じるのであれば、逆風防止ダンパーが正常に作動していないと考えられます。

換気扇ダンパーが排気不良の原因となることもある

外気を遮断してくれるダンパーですが、このダンパーが原因で排気不良となったときは以下のような症状があらわれます。換気扇を使っていて「何か変だな?」と思ったときはチェックしてみてください。

ダンパー動作不良のサイン

ダンパー動作不良のサイン

以下の症状があるときはダンパーが不具合を起こしているサインとなります。

ファンは回っているのに排気をしない

プロペラやファンが回っているのにも関わらず排気ができていないのは、どこかで空気の流れが遮断されていると考えられます。ダンパーが閉じた状態で動かなくなっていると、排気の流れが遮断されてしまいます。そのため原因のひとつとしてダンパーが考えられるのです。

ダクトの掃除をしたけど排気不良が直らない

換気扇のフィルターやファンが汚れていると、換気効率が悪くなり換気不良となることがあります。このような原因であれば換気扇掃除をすれば換気不良は改善されるはずです。

もし、掃除をしても換気不良が改善されない場合はダンパーの開閉が上手くいっていないことが原因かもしれません。

外の匂いが換気扇を通じて侵入してきている

常にダンパーが開きっぱなしの状態で固まってしまっている場合は、外気の侵入を防ぐことができない状態となっています。

そのため、外気の匂いが直接キッチンなどに流れ込む状態となってしまいます。ほかの家のカレーやたばこの匂いがする場合は、ダンパーが開きっぱなしになっているのかもしれません。

上記のような症状がある場合はダンパーの動作不良が考えられます。しかし、ダンパーはなぜこのような不具合を起こしてしまうのでしょうか。

排気できない原因はダンパーの構造にある

ダンパーが不具合を起こしてしまう原因は、ダンパーの構造にあります。

このダンパーという部品は換気扇の排気口の外側に設置されていますが、内部からも外部からも手が届きにくい場所となっています。そのため小まめなメンテナンスはできません。

しかし、料理で出た煙や油は換気扇に吸い込まれダンパーを通って外部へ排出されています。その際にダンパー部分へも油が付着してしまっているのです。

この汚れが数年の時間をかけて蓄積し、ダンパーの動きを悪くしてしまうのです。最終的には油やホコリが付着することでダンパーが重たくなり、動かなくなってしまうこともあります。

ダンパーが閉じた状態で動かなくなってしまうと、外への排気ができなくなります。逆に常に開いた状態で動かなくなってしまうと外気の逆流により、料理の煙が押し戻され排気不良となったり、外気の匂いが換気扇を通って入ってきたりしてしまうのです。

ダンパーのメンテナンスは自分でできるの?

料理の油が原因なら、掃除などのメンテナンスを自分でしたいものですよね。しかし、シロッコファンやダクトのあるレンジフード(換気扇)では、ダンパーは見えないところにあり素人での掃除は難しくなります。

お手入れをするならプロのクリーニング業者へ依頼するケースが多いのですが、ダンパーまで取り外してメンテナンスしてくれるかは業者によって異なります。

多くの業者ではダンパーの掃除は作業範囲外となっていますので、ご依頼を考えているのであれば対応業者を探すのに苦労するかもしれません。

キッチン換気扇ダンパーの交換について

ダンパーの不具合で排気ができていない状況でメンテンナンスができないのであれば、修理や交換が必要となってきます。ダンパーの修理には気を付けるべきことがありますので、後の文章を読んで確認しておきましょう。

ダンパー交換・取付をするときの注意

ダンパー交換・取付をするときの注意

ダンパーは、シロッコファンなどレンジフード(換気扇)とセットで売られていることが多く種類も豊富なため、ダンパー単体だけの交換はあまり対応していません。

そのためダンパーを交換する際には、レンジフードごと交換するのが一般的です。レンジフードごとの交換となると自分では大変ですので、プロに相談しましょう。

業者選びの際はお見積りも複数社から取るようにしてください。いろいろな業者を調べたり、複数社で見積りを取るのが面倒な人は弊社がお手伝いしますので、お気軽にご相談ください。

もちろん、換気扇の種類や設置状況によってはダンパーのみ交換するというケースもあります。しかし、設置から長年利用されている換気扇はダンパー以外にもモーターなどが劣化していることがあります。

設置から8~10年以上経っているようであれば、ほかの箇所で故障が起こる可能性もありますので、交換をおすすめします。

レンジフードの交換は大掛かりな作業になるため、個人では対応が難しいものです。こんなときは迷わずプロにご相談ください。プロであればキッチンのサイズや換気扇の使用頻度など、お客様の状況に応じたご提案をすることが可能です。

弊社ではお電話にて換気扇工事に関するお悩みを受け付けています。換気扇工事に対応可能な業者を日本全国の加盟店からお探しすることが可能ですので、ダンパーの交換や換気扇の交換をお考えなら一度ご相談ください。

電話ですぐに質問する

0120-949-711

フォームで相談する

 

記事が気に入ったらシェア!
目次