換気扇は経年劣化で、本体だけでなく電源スイッチなどにも不具合が出て止まらなくなる現象が起きることがあります。もし換気扇が止まらなくなった場合は、できるだけ早めに対処することをおすすめします。なぜなら、換気扇が不具合を起こしている原因によっては、火災が起きる危険性があるためです。
電気当記事では、換気扇が止まらない場合の対処法や原因などについて解説します。また、業者に依頼したときにかかる工事費用の目安などについてもふれていますので、ぜひご覧ください。
もし、今すぐに換気扇の不具合を解消したいということであれば、弊社までご連絡ください。弊社では、換気扇のトラブルにスピーディーに対応できる数多くの業者をご紹介しております。24時間365日受付対応できますので、お気軽にご相談ください。
換気扇が止まらなくなる故障の原因
換気扇は、一般的に10年前後が寿命といわれていますが、経年の劣化によりさまざまな不具合が起きやすくなるものです。中には電源が入らないというだけでなく、止まらなくなってしまうこともあります。換気扇が止まらなくなる現象が起きるのには、いくつかの原因があるのです。換気扇が止まらなくなった場合は、どんな症状なのかを確認してみましょう。
故障の原因(1)配線の焼きつきや断線
スイッチには、電源が入っている状態を赤やオレンジのランプで確認できるものもあります。スイッチの回路が焼きついたり配線が断線したりすると、スイッチを切り替えてもランプが点灯しなくなることがあるのです。
故障の原因(2)スイッチ部分の破損
使用頻度にもよりますが、長く使うほど経年劣化でスイッチの金具やバネが破損して、電源のON/OFFができなくなることがあります。スイッチを押した感じがない、または逆に重かったりする場合は、スイッチに原因があるかもしれません。
原因(3)換気扇自体の故障
シンプルなプロペラファンでは紐を引っ張って起動させるものがありますが、こちらも使用頻度や経年で劣化するものです。電源部分に不具合が発生すると、コントロールできなくなることがあります。
またキッチンにある換気扇は、油やホコリなどが堆積してしまうと換気能力が落ちるだけでなく、寿命が短くなってしまうことがあります。とくにファン部分で異音がする場合などは、換気扇自体に原因がある可能性が高いでしょう。もし、換気扇が止まらない原因がわからない場合は、プロの業者に連絡して相談してみることをおすすめします。
換気扇が止まらなくなったときの対処法
換気扇が止まらないときの対処方法は、強制的に電気の供給を遮断して電源を切ることです。換気扇に電源コードがありコンセントにつながっている場合は、プラグを引き抜くことで電源を切ることができます。
ただし、賃貸住宅の風呂場やレンジフード付きの換気扇は、屋内配線になっていることが多く、プラグを抜くことができないケースもあります。もし電源コードが見当たらないという場合はブレーカーを落として強制的に電源を切りましょう。
マンションなどの賃貸住宅の場合は管理者に連絡すべき
賃貸マンションの場合は、大家さんなど管理会社に連絡して対応してもらうことをおすすめします。賃貸の場合、換気扇は住宅の管理者が所有する設備になります。このため、換気扇の交換や修理などにかかる費用負担は、入居者ではなく原則として管理者がおこなうことになるのです。
ただし、故障の原因によっては、入居者が費用を負担しなくてはいけないケースもあるため注意が必要です。たとえば換気扇が寿命であれば管理者の費用負担になりますが、入居者の過失によって故障した場合は、入居者自身が負担をして交換や修理をしなくてはいけません。
さらに換気扇を清掃しなかったことによる故障も、入居者の費用負担になります。このため、換気扇は定期的に清掃することが大切といえます。
不具合のまま使い続けても費用は安いが危険につながることもある
換気扇が止まらなくなった場合、そのままにしておくと電気代がかかってしまうのではないかと不安に思う方がいるかもしれません。しかし換気扇は電力消費が少ないため、24時間つけっぱなしにしていても大きな損失にはなることはありません。とくに風呂場は湿度が高くカビが発生しやすいことから、1日中つけっぱなしにして生活する方も数多くいます。
たとえばキッチン用のシンプルなプロペラファンの換気扇では、1か月つけっぱなしにしても月にかかる電気代は約500円前後です。さらにエコタイプの場合は、約100円前後しかかからない場合もあります。また賃貸住宅などに見られるトイレの換気扇なら、月に約50円程度にしかなりません。
ただし、換気扇に不具合がある状態で、コンセントを抜き差ししながら使い続けると危険な場合もあります。配線がショートしている場合は、発火して火災の原因になるおそれがあるのです。このため換気扇に不具合を感じるときは、症状にかかわらず早めに対処すべきといえます。
またブレーカーを落として一時的に止めることができても、ブレーカーを入れ直すとまた作動してしまうケースもあります。この場合も、業者に点検依頼をして修理してもらいましょう。
業者に換気扇修理を依頼したときの費用
換気扇周りの修理にかかる費用は、故障している部分によって異なります。部品交換で済めば安く抑えられることもあれば、換気扇自体の効果が必要になり費用がかかってしまうケースもあるのです。
基本的に業者に修理やなどを依頼するときは、工事費と部品や本体の価格がかかります。ただし、業者によっては作業方法や設定費用が異なり、出張費などがかかることもあるのです。あとから追加請求されるようなことがないように、作業依頼する前に必ず見積もりを出してもらい内訳を把握しておきましょう。
ここでは、業者に換気扇修理を依頼したときにかかる費用の目安を解説します。壁面に設置する電源のON/OFFボタンやスイッチ本体価格は、約2,000~4,000円前後です。
換気扇本体はシンプルなプロペラファンなら1~2万円前後ですが、大型の換気扇やシステムキッチンなどにあるレンジフード付きなど価格は高めです。とくに高機能なものは、20万円前後するものもあります。そして換気扇交換の一般的な工事費用相場は、プロペラファンで5000~1万5千円前後、レンジフード付きなら4~8万円前後になります。
換気扇周りの故障はプロの業者に依頼しよう!
換気扇に不具合を感じたら、できるだけ業者に依頼するべきです。とくに原因が不明の場合は、火災などの大きなトラブルになる前に早めに解決しましょう。プロの業者なら、原因を特定して確実に修理してくれるだけでなく、交換が必要な際には適した機種の提案もしてくれるはずです。
もし、換気扇が止まらないなどの不具合があってお悩みの場合は、ぜひ弊社をご利用ください。弊社では、換気扇の点検や修理をおこなうプロの業者を数多く紹介しております。
24時間365日受付していますので、緊急時などのご依頼にもスピーディーな対応が可能です。換気扇に不具合がある場合は、まずはどんな症状かを伝えて点検を依頼し原因を突き止めてもらいましょう。
【記載情報はコンテンツ作成時の情報です】