簡単!トイレの換気扇を交換する方法と費用の抑え方

トイレの換気扇を交換する方法

トイレの換気扇の動きが悪くなったり、故障したりして交換が必要になった場合どうすればよいのか困ってしまいますよね。自分で交換するにしてもその方法がわからず困ってしまう方もいるでしょう。

今回は自分で換気扇を交換する場合の手順を詳しくご紹介します。また、交換するにあたって費用を抑えるコツや換気扇の寿命を延ばす方法をお伝えします。

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目次

トイレの換気扇を交換する手順

トイレの換気扇が故障したり、動かなくなったりしたとき交換が必要となります。しかし、なかなか自分で交換しようと思っても難しいのではないかを不安に思われる方もいるかと思います。ここでは詳しく自分で交換するときの手順を詳しくご紹介します。

1、ブレーカーを落とす

1、 ブレーカーを落とす

トイレの換気扇を交換するときには、感電や漏電の危険性があるので、安全面からブレーカーを落としてから作業をしましょう。

トイレは日当たりが悪い場所や、窓がない場合もあったりするので昼間でも暗いです。懐中電灯を用意しておくと安心です。ただし、懐中電灯を持ちながらの作業になると手がうまく使えないので、ヘルメットに取り付けできるものを使用したり、ランタンタイプのものをつるしたり、作業を2名で行ったりするなど対策を取りましょう。

2、カバー、換気扇を取り外す

今ついている換気扇を取り外していきます。まずは、カバーを外します。トイレの換気扇は手前に引っ張ると取れるタイプのカバーが多いので、カパッと手前に引くと外れます。

カバーが取れたら、電源コードを外して中のシロッコファンを取り外します。ビスで固定されているので、ドライバーを使用して取りましょう。シロッコファンも取れたら、ダクトを引っ張り出しましょう。ダクトの入り口部分の金具と管をつないでいる銀色のテープははがします。

3、新しい換気扇を取り付ける

新しい換気扇を取り付けていきます。再度ダクトをテープで固定し、ユニットをビスで止めていきます。ドライバーを使用して、しっかりと固定しましょう。

このときに固くて取り付けにくい場合があります。そのときは、ブレーカードライバーなどの貫通ドライバーを使用するとよいです。ビスを回しながら、ドライバーのお尻をハンマーでコンコンとたたくことで入るでしょう。その後、ファンをビスで固定します。

4、電源コードを取り付け、カバーを取り付ける

電源用のコードを取りつけていきます。カバーを取り付ける前に稼働させて動作を確認し、無事動いていれば問題ありません。しかし、動かないようであれば何らかの異常が考えられますので、何か抜け漏れがない確認していきましょう。稼働を確認したら、カバーをはめなおします。手順は取りはずしたときと同様になります。

費用を抑えるコツ

換気扇が故障してしまって交換や修理が必要になった場合、業者に依頼すると部品代以外にも出張費用などがかかってしまいます。そこで、費用をなるべく抑えたいという方にピッタリな費用を抑えるコツをご紹介します。

自力で交換

自力で交換

換気扇が故障して交換が必要になった場合、業者に依頼すると換気扇の部品や本体の価格以外にも、作業費や出張費などがかかってしまいます。そのため、自分で交換することで費用を抑えることができるでしょう。

ただし、作業に不慣れな方は無理せずに業者に依頼した方が無難です。本体は購入したものの、途中で自力で交換できなくなってしまっては大変です。交換したい換気扇を用意した場合でも対応可能な業者もありますので、無理のない範囲で挑戦するのもよいかもしれません。

パーツで買わず、丸ごと購入

自分で交換するとき、故障個所のパーツを確認して交換するのは素人ではできません。そのため、自分で交換するときはパーツ交換するより、換気扇本体を丸ごと交換したほうよいです。
丸ごと交換すると、素人が交換しても不具合が出にくいのでおすすめです。換気扇はネットでも購入できます。自分の換気扇の型番で検索してみましょう。

複数の業者から相見積りをとる

もし、自分では交換できないと思われた方は、複数の業者から見積りを取りましょう。相場がわかり、工事内容などが確認できます。また、あわせて追加料金がかからないことを確認しましょう。見積りに含まれていない料金があると、いつの間にか高額な料金になっていたということになりかねません。

寿命を延ばすために気をつけたいこと

トイレの換気扇の寿命は約10~15年とされています。しかし、24時間つけっぱなしにしていたり、掃除をしっかりしていることでこの寿命は変わってしまいます。少しでも寿命を延ばすためのポイントをご紹介します。

長時間酷使しない

長時間酷使しない

24時間つけっぱなしだと寿命が約2年まで短くなってしまったり、故障や異変が出てくるようになるのです。長時間使用し続けることで、内部の部品が傷みやすくなります。そのため、換気扇の寿命もどんどん縮まります。こまめに換気線の電源を消すようにしましょう。

中には、トイレを使用して数分で自動に換気扇が止まるものもあるので、電源を消すのを忘れそうであったり手間だと感じるのであれば交換されることをおすすめします。

定期的なメンテナンスが必要

トイレの換気扇はしっかり掃除していますか?約3か月に1度はしっかり換気扇のフィルターなどの掃除をしましょう。

掃除をいていないと、フィルターやファンにホコリが付着して詰まってしまいます。そして、換気扇の能力低下で風量が低下したり、異音がしたりする可能性があります。そうなれば、寿命も短くなってしまうので注意しましょう。ここで簡単な掃除方法をご紹介します。

必要なもの
  • 使い古しの歯ブラシ
  • 掃除機
  • ウェットティッシュ
  • 中性洗剤
  • ドライバー
  • 綿棒 数本
  • ゴム手袋
  • マスク
  • 場合にとっては脚立
掃除方法
  1. 換気扇の電顕を切り、ブレーカーを落としましょう。作業中の感電や漏電を防ぐためです。
  2. 換気扇のカバーを取り除きます。手前に引っ張ると取れることが多いです。
  3. ファンを取り外す。ビスで固定されているので、ドライバーを使用して外しましょう。ただ、機種によっては外してはいけないビスもあるので、事前に確認しておきます。
  4. カバーやファンを拭きます。はじめは掃除機で大きなホコリを吸いとり、歯ブラシ・綿棒などを使用してカバーとファンをキレイにしていきます。なかなかとれないときには綿棒などを隙間にはさむととれやすいです。
    また、中性洗剤をつけて洗うこともおすすめです。中性洗剤を使用する場合は洗剤を水で薄めて使用したり、拭きロにカビが発生する可能性があるのでしっかり乾燥させましょう。
  5. 換気扇内部を掃除する。ウェッティッシュや歯ブラシ、綿棒などを使用してキレイに汚れを取り除いていきます。なかなか手が届きにくい部分なので、そのときには綿棒などを使いましょう。
    濡れているとホコリが固まってしまい、なかなか取れなくなるので、乾いた歯ブラシでかき出すようにするとい簡単に取れます。最後に濡れた雑巾などで軽く全体を拭くとさらにキレイになります。
  6. 外したファンやカバーを戻しましょう。しっかり乾いていることを確認して取り付けましょう。作業は終了です。

まとめ

  • 換気扇はブレーカを落とした後に本体をとり外して交換する
  • 費用を抑えるコツは「自分で交換」「本体ごと交換」「相見積り」
  • 換気扇をつけっぱなしにすると摩耗する
  • 定期的に取り外してお手入れをする

換気扇が故障した場合、自分でするときと、ほかの人に対応してもらう方法の2種類があります。換気扇の構造や工具の取り扱い方をある程度把握していれば交換可能なものの、場合によっては「電気工事士」の資格が必要になることもあります。そのため、事前に確認しておくとよいでしょう。

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