換気扇をピカピカに!おすすめの掃除方法と用意するもの

換気扇の掃除方法

一般的な戸建住宅はもちろん、マンションなどの構造上の問題から窓が少ない場所で大活躍している換気扇ですが、普段からお手入れされている方は少ないようです。

とくにキッチンのレンジフードは、使用頻度が高いほど汚れが付着しやすく、様々な問題を引き起こしてしまいます。健康被害やランニングコストに影響を与えてしまうので、汚れが気になってきたらお手入れをしてみましょう。

今回はキッチンの換気扇の汚れる原因を中心に、お手入れ方法をご紹介します。換気扇のお掃除は自力でも行えますので、ぜひ挑戦してみてください。

15秒でお見積もり3ステップで料金チェック

※第三者への提供など目的外での利用は一切行いません。

お電話番号は場合により状況のご確認に使用することがございますが、しつこいセールス等は一切行いませんのでご安心ください。

データ送信中...

利用規約 プライバシーポリシー に同意の上ご利用ください。
※弊社担当スタッフからご連絡させていただく場合がございます。

電話ですぐに質問する

0120-949-711

フォームで相談する

目次

換気扇が汚れる原因を知ろう

換気扇は主にキッチン、浴室、トイレといった室内にあります。室内に溜まった空気を外にだし、嫌な臭いや煙、湿度を外に出す効果があります。窓が近くになかったり、窓を開けにくい場所ではとくに重宝します。

キッチンの換気扇が汚れてしまう原因は、やはり調理をしたときに付着することが多いです。調理場は様々なものを扱ううえ、臭いや水蒸気が溜まりやすいので、カビや湿度、悪臭を取り除ける換気扇は無くてはならないものです。

換気扇のフィルターに付着する油分は蒸発した油によるものです。油は蒸発するイメージがあまり浮かびませんが、極わずかに蒸発しています。

また、油は過熱をすると目に見えないごく小さな粒子となって四方に飛びます。このように1回1回の付着量は少なくとも、換気扇の使用時間や、料理時間が増えるほど、フィルターや換気扇のファンに油が付着していきます。

その状態でファンを稼働させるため、吸い込まれたホコリが油と混ざり黒く変色してしまいます。また、油やホコリ、水分などを好むカビが繁殖しやすくなります。

汚れを放っておくとどうなる?

汚れを放っておくとどうなる?

キッチンの換気扇は、上記の通りホコリや汚れが付着しやすく、カビが好みやすい環境になっていることが多いです。そのため、換気扇使用時にカビ菌を落としてしまう原因になります。

換気扇はコンロの上にあることが多く、直接調理中の料理に混入してしまう可能性があります。カビは一般的に熱に弱く、60℃前後で死滅するといわれていますが、サラダなど加熱しない料理に混入するかもしれないので、健康被害への不安が残ります。

換気機能の低下にもつながります。換気扇のフィルターが詰まってしまうと換気がうまく行えず、異臭や煙、湿度が上昇したままになってしまいます。そのような状態が続くとカビの繁殖を促してしまうほか、厄介な害虫を寄せ付けてしまう原因にもなってしまいます。

また、費用も掛かってしまうことがあります。換気機能が低下すると、その分余計に稼働させなくては正常の状態と比べて同等の換気ができませんし、長時間稼働したり、汚れが付着して換気扇のファンのバランスが崩れると、モーターに負荷がかかります。

そのような状態が長期的に続くと、ファンの軸がずれてしまったり、モーターが摩耗して故障に繋がります。シロッコファンや高機能な換気扇を使用している場合は、修理や交換費用も高額になりやすく、大きな出費となってしまいます。

準備しておくもの

換気扇の清掃を行う前に必要なものの準備をしておくと、スムーズな掃除を行えます。
換気扇は油分や頑固な汚れが付着しやすく、場合によってはカビが繁殖していることも考えられます。そのため直接触れないようにゴム手袋を着用し、マスク、メガネやゴーグルも使用しましょう。汚れても問題のない服装、掃除道具を用意すると良いです。

また、換気扇を取り外す時は付着物が落下しやすくなります。下に新聞紙を敷いておくとお掃除の手間を減らせます。

必要なもの
  • ゴム手袋(できれば厚手)
  • メガネ、ゴーグル
  • マスク
  • 汚れてもよい服装
  • 使用済みの歯ブラシ(複数)
  • スポンジ
  • 中性洗剤
  • 新聞紙
  • キッチンペーパー
あると便利なもの
  • 小麦粉
  • 重曹
  • セスキ炭酸ソーダ
  • 使用済みの食用油
  • トイレットペーパーの芯などの厚紙
  • スプレーボトル

一般家庭でも用意しやすい小麦粉や重曹、食用油、最近掃除道具として注目されているセスキを用意するとお掃除の効率がアップします。

換気扇の取り外し方・掃除方法

換気扇の取り外し方・掃除方法

換気扇の種類は主にシロッコファンとプロペラファンがあります。いずれの換気扇を外す場合も、コンセントを抜いておきましょう。コンセントがない場合は、換気扇のブレーカーを落としておく必要があります。

プロペラファンの場合、カバーを外すと、ファンが見えます。後は羽を固定しつつ、反対の手で中央のつまみを回すと取れます。メーカーによっては回す方法が異なりますので、取扱説明書などを参考に作業を行いましょう。固くて回らない場合は、ドライヤーなどで少し温めると回しやすくなることがあります。

シロッコファンの場合は、整流板を開けてフィルターを取り外し、カバーを外します。ベルマウスを取り外し、ファンを片手で支えながら中央のつまみを回しましょう。こちらも同様にメーカーによって回す方向が異なります。種類によってはベルマウスやカバーがネジで取り付けられていることもありますので、ドライバーが必要になることがあります。

どうしても取り外しが難しい場合、無理に作業を行うと故障や怪我の原因になります。換気扇のプロに相談しましょう。

換気扇掃除の基本はつけおきになります。取り外した部品は一旦トイレットペーパーの芯をつぶしたものや厚紙を折り曲げて耐久性を高めた紙を使用して、表面に付着した油汚れをこそげ落します。それから重曹や中性洗剤などを溶かしたぬるめのお湯に浸し、30分~1日ほどつけましょう。油分が剥がれたら、スポンジや歯ブラシを使って汚れを落とします。

汚れが酷い時は、濃い目に溶かしたペースト状の重曹やセスキ、中性洗剤や小麦粉を直接散布して時間を置くと落ちやすくなります。

また、シロッコファンの場合、キッチンペーパーをシロッコファンの羽部分に取り付け、中性洗剤や重曹、セスキを含ませるとより落としやすくなるでしょう。

まとめ

換気扇は異臭や湿気などを換気してくれる、なくてはならないものです。あまり意識しませんが、電気を扱うため、それほど耐久年数は長くありません。少しでも長く使用できるように定期的なお手入れを行いましょう。

換気扇のお手入れをしないと、換気機能が低下し、電気代などの費用や衛生面での問題が発生してしまいます。理想としては2か月に1回点検と簡単なお手入れを行いたいところですが、そのような頻度での清掃はなかなか難しいです。そのため、換気扇用のフィルターを貼り、ときどき交換すると掃除の手間を減らすことができます。

お掃除は一般家庭で用意しやすいものでも効果が見込めます。お金を掛けずに挑戦できますので、一度試してみてもいいでしょう。

電話ですぐに質問する

0120-949-711

フォームで相談する

 

記事が気に入ったらシェア!
目次